GUILLT社(マダム・マルセル・ギエ・ルブラノ)

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アビヤント ジャポンの取り扱いの画像のアートフラワーについて
そのブランドに関するエピソードを書いてみました。

ブランド名 ★ GUILLET(ギエ)
≪パリにあるアートフラワーのアトリエです。
ギエ社の代表者マダム・マルセル・ギエ・ルブラノは
2003年にフランス政府より人間国宝の称号を授与されました。
花作りの老舗なのです。≫

ヨーロッパの街は、グレーの石畳。マルシェ(市場)や街の
フラワーショップの軒先で売られている色とりどりの花が、
そんな街並みを鮮やかに彩っています。
フランスでは、花は生活にはかかせないもののひとつです。

アビヤント ジャポンで扱っている、パリのアート・フラワー
工房GUILLET(ギエ)は、創業から1世紀以上経つ、
花を知り尽くした花作りの老舗。

ギエの花作りの原点は花を観察するところから始まります。
片抜きされた布が、染色を施され、熟練した職人の手によって
巧みに膨らみやウェーブをつけられ、 永遠に枯れることの無い、
花の命が生まれていく・・・

アトリエの創立は1986年。
現在のパトロンヌのマダム・マルセル・ギエ・ルブラノは、
4代目の継承者にあたります。
彼女は2003年に、その花作りの功績を称えられ、
フランス政府より功労賞を受賞しました。
日本で言う人間国宝になったのです。

ギエ社は創立当初、海外の教会に輸出するための造花を作っていました。
マダム・ギエの父親の代には、エルメスなどの有名ブティックや
デパートのショーウィンドーを飾る花、 オペラ、バレエなど
劇場の舞台の装飾用造花の製造を始めました。
そしてマダム・ギエは、ギエ・ブランドをモード界に進出させ、
今日ではギエのコサージュが、数多くのオートクチュール
ファッションショーで、その服や帽子を飾るために使われています。
サンローラン、ジバンシィクリスチャン・ディオールなど、
誰もがその名を知っているメゾンたちがギエの造花を起用しているのです。
ギエ社は現在シャネル・グループに属しており、そのことも
オートクチュール界からの厚い信頼を証明していると言えるでしょう。