英国宮廷御用達窯のA.J.WILKINSON社に17歳で入職し、クリフの才能は、当時の窯元オーナーに見い出され、すぐさま【Clarice Cliff】ブランドが誕生しました。
デビュー当時のクリフの作品裏底には「ENGLAND ROYAL STAFFORDSHIRE POTTERYA.J.WILKINSON LTD Clarice Cliff」と書かれています。
そして、その作品は、人気を博し有名になりました。
その後、クリフのスポンサーだったウィルキンソン陶器工場の社長・コリー・ショーターと結婚し、陶器デザイナーとしてウィルキンソン陶器工場のために尽力しました。
クラリス・クリフが手掛ける陶器はアースンウェアと呼ばれるイギリスのスタッフォードシャーで初めて作られたイギリス国内で採れる赤土のみを使った焼き物を使用しており、アースンウェアは、製造時にできる凸凹や釉薬のムラなどが独特の暖かな風合いを持っており、クラリス・クリフの作品にもアースンウェアの暖かみを感じる事ができます。
現在に残されるクラリス・クリフの作品はアメリカ陶器ファンをもっとも魅了していると言っても過言ではなく、奇抜な色使いのせいか日本ではあまり認識されていませんが、海外では高値で取引されている陶器デザイナー一人として認識されています。
Clarice Cliff(クラリス・クリフ)
1899年 イギリスに生まれる
1916年 ウィルキンソン陶器工場勤務
1940年 ウィルキンソンの社長と結婚
1972年 73歳で逝去
イタリーやスペイン製アイテムもございますが・・・
素朴なのにハイセンスな南フランスのインテリア。
そんな生活をより美しくするレアな家具やランプがそろう
アビヤント ジャポン ←WEBサイトへGO!