画像1:外箱と中箱
画像2:香合全体
画像3:香合の上蓋を取ったところ
画像4:香合の上蓋と中の裏底
画像5: 香合の裏底に花押があります。
香合とは、お茶事で釜が掛けられた炉や風炉の灰の中へ
香木や練香を入れる茶道具です。
炭の熱で香が部屋に立ちこめます。
この香合は蛤形なので風炉の時期だけでなく
炉の時期も使えて重宝と思って十二年前に買い求めたのです。
塗物は、千家十職の中村宗哲作の京塗りが名品とされていますが、
この香合の塗り師は、「西の宗哲、東の近左」と言われるほど名工なのです。
さて、作者の川端近左は、大正四年に奈良に生まて、四世近左に入門し
その後養子となり五世を襲名しました。
現在の川端近左は六代目です。
蛤形独楽香合(未使用品)
作者:川端近左(五代目)
サイズ:直径8、高さ2.5cm
お買いあげ有り難うございました。
アビヤント ジャポンのHPにもアップしました。
http://www.abiyanto.com/