五代川端近左作、蛤形・独楽香合

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蛤形・独楽香合
作者:先代(五代目)川端近左(かわばた きんさ)大阪
サイズ:直径約8、高さ約2.5 cm
17~8年前に買い求めて自宅管理保管している未使用品です。
経過年数分だけ漆に透明感が増しています。

価格:応談にて
 
お買いあげ有り難うございました。
 
お問い合せがございましたので撮影し直した画像をアップしました。
 
さて、香合とは、お茶事で釜が掛けられた炉や風炉の灰の中へ
香木や練香を入れる茶道具です。
炭の熱で香が部屋に立ちこめます。
 
香合には、秋から春までの炉で使用される練り香合用の陶器のものと
春から秋にかけての風炉で使用される白檀や伽羅などの香木用の塗り物がございます。
 
この蛤形は、特例で炉でも風炉でも使用できるオールマイティー型香合なのです。
 
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外箱
 
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かれこれ17~8年前に茶道具展で
買い求めた時のプライスカードが入っていました。
消費税が、まだ無かった時代です。
 
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本桐製の中箱
当時のままの紙カバー
 
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作者の箱書き
 
作者紹介
氏名:先代・川端近左(かわばた きんさ)
大正四年、奈良生まれ。
四世近左に入門しその後養子となり五世を襲名。
当代川端近左は六代目です。
 
塗物では、千家十職のひとつ中村宗哲作の京塗りが名品と
されていますが、 先代の五代川端近左の事を塗り師番付では、
宗哲を上回る東の横綱と「東の近左、西の宗哲」と
称されるほどの塗り師の名工でした。
 
私が買い求めた時は、まだご存命で現役でした。
 
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側面から撮影
 
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香合本体と上蓋です。
 
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香合本体裏底と上蓋裏です。
 
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香合本体裏底にある「先代(五代目)川端近左(かわばた きんさ)」の花押です。
 
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五代・川端近左・花押
 
 
イタリーやスペイン製アイテムもございますが・・・
素朴なのにハイセンスな南フランスのインテリア。
そんな生活をより美しくするレアな家具やランプがそろう 
 
茶道具は、店長私物ですので自宅保管品です。
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